直流高圧法による絶縁診断

絶縁物に直流高圧を印加し、次に示す内容で絶縁診断するもの

1.電流-時間特性

sindan01

成極比 = (電圧印加1分後の電流値) / (電圧印加規定時間後の電流値)

《成極比の判定》

乾式巻線機器 2.5以上 2.5~1.5 1.5以下
乾燥 普通 吸湿
6.6kVCVケーブル 1.0以上 1.0~0.5 0.5以下
要注意 不良

2.絶縁抵抗-電圧特性

sindan02

弱点比 = (第1ステップの電圧の絶縁抵抗) / (第2ステップの電圧の絶縁抵抗)

《弱点比の判定》

乾式巻線機器 0.2~1.0 1.0~5.0 5.0以上
乾燥 普通 吸湿
6.6kVCVケーブル 2.0以下 2.0~5.0 5.0以上
要注意 不良

3.放電性電流の有無

電流-時間特性にキック現象のあるもの,時間と共に電流値が増加するもの → 要注意

4.相間不平衡率 (3相ケーブルを1相ずつ診断した場合に適用)

相間不平衡率 = (3相中の漏れ電流の最大値 – 最小値) / (3相中の漏れ電流の平均値)

《相間不平衡率の判定》

  • 200%未満 ・・・・・・良
  • 200%以上 ・・・・・・要注意